2014年10月13日月曜日

日本赤十字病院

急性期医療
介護していた母が日赤へ緊急入院しました。今回で二度目です。一度目は骨折、二度目は肺炎。

一度目
この時は満足な状態での退院とはならず車いす生活での退院。認知症があるのでリハビリが上手く出来ず退院して下さいとのこと。歩行のリハビリを開始してから僅か10日も経たない頃です。確かに認知症ではリハビリの指導を理解するのは難しいとは思いますが、諦めるのが早すぎます。認知症患者にはそれなりのリハビリ方法と言うのがあると思うのですが、とにかく退院して下さいの一点張り、今でも納得していません。日赤は急性期医療の病院だからと言うのが理由のようです。

二度目
前回の事もあり日赤は避けたいのですがこの地方には他に選択肢はない。
救急での会話。「既に高齢ですので何時逝かれても不思議じゃありません。」が第一声。いきなりのこの言葉、絶句しました。そして治療方針の説明、今回の入院、幾らくらい掛かりますかの質問に、「お金の事を言うならICUにも入れず普通病棟へ入れる事もできますがどうしますか? ICUは1日70,000円掛かります。3割負担なら21,000円です。」いかにも事務的に話すこの人がこれから母を預ける医者なのかと不安を感じずにはいられませんでした。日赤でもお金がないと言えばそれなりの治療で終わると言う事です。医療従事者なら「出来得る限りの治療はしますが万が一の事もありますので覚悟を決めておいて下さい」くらいの事は言えないのでしょうか?

状態が危なくなった時の言葉も忘れられません。母がベットの上で足をばたつかせていたのですが「苦しいんじゃないですか」との問に「もう意識がないので苦しくはありませんよ」と。目の前で母が足をばたつかせているのを見ているのにそうじゃないだろ!と怒りが込み上げました。今思うと足を動かすのが癖で、「まだ大丈夫だよ」との母の意志の現れだったように思います。その場はなんとかICUへ入ることになり、3日ほどで驚くほどの回復力で肺炎は落ち着きました。
現在は食事指導に入ってます。誤嚥性肺炎での入院なので食事のリハビリをしなければなりません。食事訓練が始まり1週間、やはり認知症でリハビリがうまく進まないようです。そこでまた前回のように急性期医療の病院だからそろそろ退院をとの言葉。また途中で放り出されようとしています。
急性期医療というのは世の中に要介護者を増やすための医療のようです。

日赤のリハビリ担当者は皆若い人たちばかり、リハビリの時間も1日に20分くらいでしょうか。こんなリハビリで改善するとは思えません。改善というよりも退院可能かの見極め的リハビリとでも言うのが正しいんでしょうね。

医師の何かにつけて「老衰ですよ」との言い方も納得できません。老衰が医師の逃げ口上になっているのです。平均寿命よりは上ですが年齢で寿命が決まるとは思いません。

二度目の時の救急医、ネットで調べた所、医療の業績ではなく他の事で裁判を起こすなどして全国的にテレビで話題になった医師です。何か納得しました。頭がキレるので医師になったんでしょうが人間性が欠けているようです。

医者にかかっている方、一度その医師をネットで検索してみる事をお勧めします。どの大学を出たのか、国立なのか私立なのか、その大学の偏差値は?、医師にも博士、修士、学士とあります。また論文を発表している場合もあり評価は?など。
その前に医師としての人間性が一番大事なのは言うまでもありません。