IBM Palm Top PC110
最近、昔使っていた物が次々に壊れて行っている。カシオのハンディーライターHW-7、シャープのポケットテレビ、ケンウッドのCDプレーヤーなど、どれも15年以上前に購入し、1,2年使って保存して置いた物ばかり。保存状態はいい方だったが時間経過には勝てなかったらしい。使わなければ何時まででも使えると思っていたのが間違いの元だ。どんな良い物でも使ってなんぼと言う事が骨身に染みた。IBM PC110はおよそ16年前の超小型PCで当時30数万円した。電話機にもなりFAXにもなりWindows3.1も走っていた。当時では珍しいカメラ(PCカード)も買って遊んだ。これで大地というDTPソフトを使って印刷用の版下を作ったりもした。久しぶりに押入れの奥から出し、恐る恐る電源を入れると日高のり子の声で「Windowsへようこそ」と起動した。そういえばそんな風に起動音を変更していたのをすっかり忘れていた。4.7インチのディスプレイは今の私は文字が小さすぎて読めない。また何時か思い出したように電源を入れる事もあるだろう。「Windowsを終了します」と日高のり子の声を聴いてまた押入れの奥に仕舞った。
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